犬種でしつけ方を変える?
よく犬種別のしつけ方を解説したものを見かけますが、それに何の意味があるのだろうかと思います。
また更に、その知識がマイナスに作用する場合があります。
例えば一番悪い例が、「この犬種はおとなしく、比較的しつけが要らない飼いやすい犬種です」・・とあった場合、初めて犬を飼う飼い主さんにとってみると、「基本的なしつけ」そのものが分かっていないわけで、「比較的」とか「他の犬種に比べて」と言われても分からないのです。
その飼い主さんが思うことは「じゃ〜しつけはそんなに気にしなくて良いんだ!」となります。
また「ポメラニアンは吠える」という解説を目にすると、「家はトイプードルだから大丈夫だね!」となってしまいます。
甘やかし、放任、間違ったしつけをすれば、どの犬種だって吠える噛む引っ張る・・となってしまうのです。
同じ犬種で、同じ親から生まれ、同じ環境で育っても一頭一頭の性格は違います。
もちろん健康上の注意点などは、犬種によって傾向が出てきます。その純血種特有の遺伝的疾患などです。ただそれは普通の獣医さんであれば、質問すれば無料で快くアドバイスしてくれます。しつけとはまた別の問題です。
しつけで重要なことは、犬という動物に共通する本質を良く理解するということです。
犬種別のしつけ方にばかり目がいくと、本質を見失ってしまうのです。

